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東電福島第一原発 汚染水貯蔵タンクの堰 今度は底抜け(?)合計225トンが流出、地中に浸み込んだ可能性(FGW)

2013-12-24 23:37:32

汚染水貯蔵タンクの堰からあふれる汚染水
汚染水貯蔵タンクの堰からあふれる汚染水
汚染水貯蔵タンクの堰からあふれる汚染水


東京電力は福島第1原発の汚染水貯蔵タンク群を囲むコンクリート製の堰から放射性物質が漏水した問題に絡み、新たに別の2エリアで、堰内の水位が一気に低下していたと発表した。水位低下により合計計225トンの汚染水が流出したと見られる。汚染水のストロンチウム90が最大で1㍑当たり440ベクレルの濃度に達していた。

 

東電は漏えいした汚染水について、堰外には濡れた痕跡がないことから、地中にしみ込んだ可能性などが考えられるとしている。ということは堰内のコンクリートの底部分に亀裂が生じている可能性がある。第一原発には約1000基のタンクが設置されているが、いずれも耐用年数が限られており、廃炉・除染作業の遅れが続く中、汚染水タンクの構造自体の劣化が顕著になってきた。

東電によると、新たに水位低下が見つかったのは、H4タンクエリアおよびH4東タンクエリアの堰。H4タンクは、20日に約12センチあった水位が24日には約5センチに低下したほか、もう1つのH4東エリアのタンクは、20日の約12センチが24日に約1センチにまで下がっていた。

堰内の水に含まれる放射性ストロンチウム90は、最大で1㍑当たり440ベクレル。堰に溜まった雨水などを排出する東電の暫定基準は、ストロンチウム90の場合が同10ベクレル未満だから、44倍の高濃度だった。

また、21、22日に相次いで発生した4か所の堰からの漏えい汚染水量は計3.4トンに増え、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質は最大で1㍑当たり1000ベクレルの高濃度だった。東電を前面に立てた福島第一原発の事故収束作業は、原子炉の冷却・収束が遅々として進まない中、次善策として実施してきた汚染水貯蔵タンク収納が早くも行き詰まり状態に陥ったといえる。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1233164_5117.html