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中国・天津市がCO2排出権取引制度を開始、同国で5番目 トン当たり4ドル台で取引(Reuters)

2013-12-27 10:37:16

天津市内
天津市内
天津市内


[天津/北京 26日 ロイター] -中国の天津市は26日、二酸化炭素(CO2)の排出権取引制度を開始した。深セン市、上海市、北京市、広東省に次ぎ、同国で5番目となる。

市政府によると、最初の5つの取引では、排出権計4万5000件が1件当たり26─28元(4.28─4.61ドル)で成立した。

エネルギー関連企業の漢能控股集団や華能炭素資産経営、中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)、中信証券(CITICS)が買い手となったという。最初に成立した取引価格はその他の中国市場と比べ低めとなった。

排出権1件は通常、1トンのCO2排出を表す。