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福島市内で 2万5千ベクレル超のシロシメジ検出 11月の市の食品調査。減らない放射能(FGW)

2014-12-30 23:55:40

shiroshimeji無題
shiroshimeji無題島市が公表した11月の市内の家庭等を対象とした食品等簡易放射能調査で、シロシメジから2万5357ベクレル(1kg当たり)の高濃度のセシウムを検出した。

ササシメジからも1万3561ベクレル、シモシメジから1113ベクレル、シイタケから1022ベクレルなどと、いずれも食品基準(1kg当たり100ベクレル)を大きく上回る値を検出した。キノコ類は、11月一か月中に70検体を検査したが、そのうち過半の47検体からセシウムを検出、100 ベクレル以上の検体は21検体と、相変わらず汚染が続いていることを立証した。

また野生のイノシシから779ベクレル、キジから751ベクレルと、高濃度を検出した。特にイノシシは、検査を実施した20検体全部からセシウムを検出し、うち16検体が基準超過となった。除染が行われていない森林での放射能汚染が引き続き高濃度で続いていることを裏付ける。

ただ前年同月と比べると、基準超過件数は199件から、56件に減少しており、基準超過品の出現率も5.0%から2.1%に低下している。

 

 

http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/37395.pdf