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脱原発の灯 国会包囲(東京新聞)

2012-07-30 07:49:00

キャンドルなどをともし、国会を取り囲んで脱原発を訴える人たち=29日夜、東京・永田町で(嶋邦夫撮影)
キャンドルなどをともし、国会を取り囲んで脱原発を訴える人たち=29日夜、東京・永田町で(嶋邦夫撮影)


東京電力福島第一原発事故を受けた抗議行動「脱原発 国会大包囲」が二十九日夜、東京・永田町で行われた。参加者はろうそくやペンライトを手に「原発反対」「子どもを守れ」などと訴えた。 

首相官邸前での抗議を呼び掛けてきたネットワーク「首都圏反原発連合」の主催。参加者は、東電本店前やJR新橋駅周辺をデモ行進した後、移動。人波は国会議事堂を取り囲み、集会のあった正門前は一時、歩道からあふれ道路を埋め尽くした。

参加人数は主催者発表で二十万人。警視庁関係者は一万二千五百人程度としている。

これに先立ち、同日午後三時半から東京・日比谷公園で行われた集会では、作家の落合恵子さんが「この猛暑でも電力は不足していない。原発をゼロにし、再稼働も輸出も止めましょう」と呼び掛けた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012073090070424.html