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大飯原発3号機で停電 ブレーカー誤接触が原因か 関電「教育訓練中のトラブル」と説明(各紙)

2013-02-06 20:37:59

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Oinuclear20120616k0000e040185000p_size5各紙の報道によると、全国で唯一稼働中の関西電力大飯原発の3号機(福井県おおい町)で6日午後2時半ごろ、内部電源の一部が停電した。関電によると、停電は1分後に復旧し、外部への影響はないという。教育訓練中の運転員が電源のブレーカーに誤って接触したためという。原発を教育訓練に使っているのか?

 関電は今回の事故について、国や福井県、おおい町に経緯等を報告した。昨年7月の再稼働後、初めて保安規定上の「運転の制限」を逸脱したことに当たる。

 原子力規制庁によると、停電したのは3号機の計器類などに電気を供給する「非常用直流電源」。一部の配管で弁が自動閉鎖し、原子炉内の水位が上昇するなどした。原子炉内の水位が上がったことは、単に一時停電したということにとどまらない。稼働中の原発を職員の教育訓練に使っていることの是非も問われる。