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福島原発周辺から避難者流入で いわき市は住宅物件不足 地価上昇トップ10入り (河北新報)

2013-03-22 20:56:45

原発汚染地はゴーストタウン
原発汚染地はゴーストタウン
原発汚染地はゴーストタウン


福島県いわき市は住宅地の地価上昇率全国トップ10に泉もえぎ台(6位)と中央台(8位)が入った。福島第1原発事故で約2万5000人の避難者が流入し、住宅需要が高まって地価を押し上げた。
 泉もえぎ台と中央台はともに近年、開発が進んだニュータウンだ。学校や商業施設が整備され、市街地と行き来する交通の便も良い。

 
 中央台に20年間住む団体職員男性(58)は「新しく建った家のほとんどは双葉郡の人の住まいだ」と言う。

 
 避難者の流入は県内市町村で最も多い。市内の住宅は賃貸、分譲とも物件が不足状態で、地価の上昇要因になった。市街化調整区域の宅地転用も進むが、需要に追い付いていない。
 

 

地元の不動産業者は「売る側が一時的な需要に踊らされ、適正水準を超えた価格を示している例もある。住宅購入を望む市民にとっても負担が増え、歓迎すべき状態ではない」と指摘している。

 

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130322t63016.htm