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福島県内外での 3歳以下の乳幼児の内部被ばく検査 9月にも開始(各紙)

2013-04-27 23:23:36

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fukushimaslide01「震災復興支援放射能対策研究所」(福島県平田村)などは9月から、東京電力福島第1原発事故の影響を受けた福島県内外の住民の内部被ばく線量検査として乳幼児専用のホールボディーカウンター(WBC)を行うと発表した。これまでの日本の調査は成人や4歳以上の子どもが対象で、3歳以下の乳幼児は体格が合わないなどの理由で対象外だった。

fukushimaheader_name同研究所と東京大の早野龍五教授(物理学)が、WBCを開発している「キャンベラ社」(米国)などと協力して企画、実施の準備を進めている。検出器2台を使う既存の装置に対し、測定精度を上げるため4台を使用。子どもを寝かしつける形で測定できる。

福島県は2011年6月から、4〜18歳の子どもや妊婦を中心に内部被ばく検査を始め、受検者は今年3月末までに計12万3050人になっている。しかし、検査対象からは、3歳以下の乳幼児は検査機器に体格が合わないという理由で対象外tなっていた。福島県内外の住民からは、乳幼児こそ放射性物質の影響を受けやすいとして、これまでも同研究所には乳幼児の保護者ら約1000人から検査を求める声が寄せられていた。

 

http://www.fukkousien-zaidan.net/index.html