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福島県内の脱原発8団体が 東京電力と事故以来初の交渉再開 早期収束要求(河北新報)

2013-05-29 15:15:50

東電の担当者ら(左側)と交渉する脱原発団体のメンバー
東電の担当者ら(左側)と交渉する脱原発団体のメンバー
東電の担当者ら(左側)と交渉する脱原発団体のメンバー


福島県富岡町の双葉地方原発反対同盟など県内八つの脱原発住民団体が27日、いわき市の東京電力平送電所で同社と交渉の場を持ち、福島第1原発事故の早期収束と県内全原発の廃炉を求めた。
 脱原発団体と東電の交渉は二十数年前から月1回のペースで行われていたが、原発事故で中断し、約2年3カ月ぶりに再開した。

 
 脱原発団体側は反対同盟の石丸小四郎代表ら11人、東電は福島本社復興推進室の林幹夫副室長ら7人が出席した。

 
 石丸代表は「熟練労働者が第1原発から次々と去り、事故収束作業の質の低下が進んでいるのではないか」と尋ねた。林副室長は「事故前からの作業員が全体の6割を占めている。核となる作業は質の高い作業員が担い、安全性は確保されている」と答えた。

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/05/20130528t63007.htm