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除染水田で栽培試験 飯舘の帰還困難区域 (福島民友) 水田の土壌中セシウム1600ベクレル、空間線量2.3μシーベルト 収穫後全量破棄するというが・・

2013-06-11 15:09:53

帰還困難区域の除染後の水田で行われた田植え作業=飯舘村長泥地区
帰還困難区域の除染後の水田で行われた田植え作業=飯舘村長泥地区
帰還困難区域の除染後の水田で行われた田植え作業=飯舘村長泥地区


東京電力福島第1原発事故で全村避難が続く飯舘村の帰還困難区域で10日、住民帰還後の農業再開の可能性を探ろうと、除染した水田での栽培試験が始まった。農水省によると、帰還困難区域の除染後の水田での作付けは初めて。
 試験を開始したのは、村で唯一、帰還困難区域に指定されている同村長泥地区の水田5アール。

 
 県と村の事業で、同日は田植えを行った。地元住民が管理し10月に収穫予定で、年内に放射性セシウムの移行量を調査し、全量廃棄する。

 
 水田は昨年、農水省の試験除染で表土を5センチ剥ぎ取り、土壌中のセシウムが1キロ当たり、除染前の約2万ベクレルから1600ベクレル(約92%減)、空間線量は高さ1メートルで毎時8.6マイクロシーベルトから2.3マイクロシーベルト(約73%減)に減少したという。

 

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0611/news11.html