一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

再生エネルギーファンドなどを手掛けているスマートエナジー社（東京）は、夏場を迎えて屋外の太陽光発電所の雑草対策が必要になることから、効率的な除草作業のノウハウを伝授する｢除草エキスパート育成講座」を開設する。

　屋外に設置されている太陽発電所は、原野や工場跡地、ゴルフ場跡地などの平面に立地しているケースが多い。そのため夏場は雑草が生い茂り、場合によるとパネルを覆ったりするリスクもある。このため、草を食べるヤギや羊の貸し出しサービスなども登場しているが、スマートエナジー社は、人の手による効率的な除草作業を伝授する講座を開設した。

　効率的な除染のノウハウについての座学に加えて、実際に千葉県旭市に設置された太陽光発電所の現場での実地作業をしながら、除草技術を身につけてもらうというコースだ。

　講座は８月７日に千葉県旭市の中部自動車販売会社が所有する「あさひメガソーラー発電所」を”教室”として活用、座学では、専門家の講師から、①草対策の方法②除草剤の使い方③効率的な草刈手法④事前調査方法⑤危険個所発見・対処方法⑥草刈機械の種類⑦安全講習、などの講義を受ける。

また実地作業では、実際に草刈機に試乗して、同メガソーラー敷地内で茂っている雑草の除草作業を実践する。草刈機の使い方や、太陽光発電所特有のパネル間の除草作業のコツ、傾斜面での実践法などを伝授するという。

　講義は半日コースで、一度、ノウハウを取得すると、同社認定の「除草エキスパート」資格を得られるメリットもある。ヤギに頼むか、自分で草を刈るか。

https://www.smart-energy.jp/wp/seminar/se230/

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