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東日本大震災：福島第１原発事故　被害弁護団が発足　被災者相談受け付け開始　／福島（毎日）

2011-10-26 17:59:06

東京電力福島第１原発被災者の損害賠償を法律の専門家の立場から支援しようと県内外の弁護士による「福島原発被害弁護団」が発足し、２５日いわき市内で会見、被災者の相談受付業務を始めたと発表した。

　弁護団は県弁護士会いわき支部の広田次男弁護士と東京弁護士会の小野寺利孝弁護士が共同代表。会見した両弁護士は、「東京電力と国は賠償支払い義務を免れようとしている」と指摘し、「被害への謝罪、全面的な賠償の実現、原状回復と被害根絶をめざす」と話した。被災者からの相談を受け、内容によっては弁護士が受任者となって訴訟も含めた対応をとる。

　いわき市のほか、東京都内に事務所を設置し、首都圏に避難している人にも相談しやすい体制を整える。

　１１月２０日には、いわき市の東日本国際大で被害相談会を開く。

　相談は予約制で、事務局で応じている。同弁護団の連絡先は０８０・２８２１・１８０１と０８０・２８２１・３４０４。【和泉清充】

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20111026ddlk07040152000c.html