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飯舘で汚染土壌の焼却試験 セシウム処理検証へ(福島民友)
2011-10-27 13:03:46
独立行政法人日本原子力研究開発機構は26日、飯舘村で放射性物質を含む汚染土壌の焼却試験内容を公表した。 農水省農林水産技術会議事務局からの委託で実施。熱分解炉で800度の熱を加え、蒸し焼きにすることで、どの程度セシウムがガス状となりフィルターに移行するのかを検証する。
同村松塚字中迫の有機分が多い土壌(1キロ当たりのセシウム4840ベクレル)、有機分が少ない同村深谷字鍛治内の土壌(同3580ベクレル)をそれぞれ10キロ燃焼させる。熱分解炉は1時間当たり2キロの焼却能力があるという。試験は25、27の両日実施。
同機構の大越実原子力科学研究所バックエンド技術部技術主席・高減容処理技術課長は「土壌の有機分の違いでセシウムの処理にどのような違いがあるのか検証したい」としている。
熱分解炉では9月、農地土壌の除染で植えたヒマワリの処理技術についても試験を行っている。
同村松塚字中迫の有機分が多い土壌(1キロ当たりのセシウム4840ベクレル)、有機分が少ない同村深谷字鍛治内の土壌(同3580ベクレル)をそれぞれ10キロ燃焼させる。熱分解炉は1時間当たり2キロの焼却能力があるという。試験は25、27の両日実施。
同機構の大越実原子力科学研究所バックエンド技術部技術主席・高減容処理技術課長は「土壌の有機分の違いでセシウムの処理にどのような違いがあるのか検証したい」としている。
熱分解炉では9月、農地土壌の除染で植えたヒマワリの処理技術についても試験を行っている。