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大阪の弁護士ら 籾井NHK会長の辞任要求 受信料不払いも(共同)
2014-03-03 20:59:15
弁護士や大学教授らのグループが3日、従軍慰安婦問題などをめぐるNHKの籾井勝人会長の発言によって、公正な報道への信頼が裏切られたとして、会長宛てに辞任要求書を郵送した。辞任しない場合、一時的に受信料の支払いを停止するとしている。
辞任を求めているのは、大阪弁護士会の阪口徳雄弁護士や神戸学院大の上脇博之教授ら20人でつくる「NHKのあり方を考える弁護士・研究者の会」。
要求書によると、籾井会長が1月25日の就任会見で、従軍慰安婦を「どこの国でもあった」と発言したことや、尖閣諸島などの領土問題で「政府が『右』と言っているものを『左』と言うわけにはいかない」と発言したことを問題視。「発言は政治的に中立であるべきNHKの報道に不信感を生じさせた」と主張している。
放送法は、放送の不偏不党を原則に掲げ、政治的に公平であることを定めている。
共同代表を務める上脇教授は「公正中立な公共放送であってほしいという思いからの要求だ。政府の言うがままの報道ならば、単なるプロパガンダになってしまう」と話している。
http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014030301002428.html