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コープさっぽろ、店舗電力を再生エネに切り替え FIT価格より割高でも購入へ 環境配慮で率先普及(各紙)

2014-03-07 16:06:39

corpSapporohead-logo
corpSapporohead-logo各紙の報道によると、北海道のコープさっぽろ(札幌市)は電力調達支援事業のエナリスと提携し、コープの店舗で使う電力を、再生可能エネルギーに順次切り替える。固定価格買い取り制度(FIT)を活用し、まず北海道の大規模太陽光発電所(メガソーラー)から電力を調達し、優先的に使用する。将来は約100ある全店舗に再生エネルギー発電電力の導入を目指すという。

 

コープさっぽろは、環境配慮を率先して実践することで、再生エネルギーの普及拡大につなげ、組合員の支持も得る狙いだ。まず、5月に子会社のエネコープ(札幌市)が帯広市で所有するメガソーラーの電力をエナリスを通じ買い取る。エネコープはこれまで、発電した電力全量を北海道電力に売電していた。

 

同メガソーラーの年間発電量は約240万kwhで、コープさっぽろの平均的な店舗1店舗分に相当するという。

 

さらに道内の他の太陽光発電事業者からも電力を買い取るが、その際、国がFITで定めた基準を上回る価格で買い取る予定。コープさっぽろは新電力を使うと同時に省エネを進めて、店舗が使う電気代を1~2%減らすことを目指す。