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東電福島第一原発隣接港湾内で セシウム濃度19万3000ベクレルの汚染魚検出(FGW)

2014-05-16 22:51:20

放射能まみれのムサソイ
放射能まみれのムサソイ
放射能まみれのムサソイ


東京電力福島第一原発に隣接している港湾内から、セシウム濃度が1kg当たり19万3000ベクレルに達するムラソイが検出された。4月9日に、港湾内の南防波堤付近で採取された。

港湾内はシルトフェンスで外洋と遮断されているため、閉じ込められた魚類の汚染が進んでいる模様。ムラソイのほか、40000ベクレルのマコガレイ、同じく29000ベクレルのマコガレイ、2860ベクレルのwゾイソアイナメなども検出された。

港湾内と外洋とはシルトフェンスで遮断されているものの、同フェンスは台風などの際に、再三、破損しており、その際に外洋に汚染魚が流出している可能性もある。またフェンスは魚類の出入りには一定の効果を上げているとみられるが、港湾内に溜まった汚染水は自然の循環で、外洋に流出して入れ替わっているとみられる。

安倍首相がオリンピック誘致の際に国際宣言した「福島原発は完全にコントロールされている」との発言は、すでに誰も信じていない、だが、政府は汚染水策に手を打てない状態が続いているが、東電は21日にも、原発建屋の地下水をバイパスさせて港湾に放流する予定。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/fish01_140516-j.pdf