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東芝の米子会社のウエステイングハウス、ブルガリア国営電力から原発受注 総額50億㌦ 10月の選挙後に正式承認(各紙)

2014-08-02 19:58:40

ブルガリアにあるロシア製原発
ブルガリアにあるロシア製原発
ブルガリアにあるロシア製原発


各紙の報道によると、東芝の子会社である米原子力発電設備大手ウエスチングハウス(WH)は1日、ブルガリアの国営電力会社から原子力発電設備1基を受注することで基本合意した、と発表した。

同国北部のコズロドイ原発に出力110万キロワット前後の原発を建設し、2023年の運転開始を目指す。国営電力会社のブルガリア・エネルギー・ホールディング(BEH)との合意で、新型炉「AP1000」を導入する。受注総費用は50億㌦と見積もられている。

 

コズロドイ原発サイトには旧ソ連製の原発2基があり、EU内でロシア製原発だけに依存している5カ国の一つだった.WHの原発建設が認められると、ウクライナ問題でEUとの対立が深刻化しているロシア依存から脱することになる。

 

ただ、同国では7月下旬に首相が辞任し、10月に総選挙が実施される予定。BEHが原発をWHに発注するには総選挙後に誕生する新内閣の承認を得る必要がある。WHは原発建設の過程で2万人の雇用創出が期待できるとしている。

 

ブルガリア以外のロシア製原発依存のEU諸国は、チェコ、フィンランド、ハンガリー、スロバキアとなっている。ブルガリは原発以外でも、国内のガス燃料をほぼすべてロシアに依存している。