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福島県内の農家等の自家消費野菜 放射能汚染食品の半分以上は山菜・キノコ類(FGW)

2014-09-18 15:31:50

秋のキノコはおいしいが・・・
秋のキノコはおいしいが・・・
秋のキノコはおいしいが・・・


福島県は県内の農家等の自家消費野菜の放射能汚染状況をまとめた。それによると、最新の6月実績で、食品基準値の半分以上の放射線量を検出した”準汚染野菜”は588件で、そのうち半数以上が山菜・キノコ類だった。

 

調査は県内の11883検体を調べた。このうち食品基準の1kg当たり100ベクレルの基準の半分の50ベクレル以上の値を示したものを、”準汚染”として分類計上している。その比率は4.9%となった。

 

50ベクレル以上の自家野菜の食品種類別では、山菜・キノコ類が328検体と最も多く、次いで果実、93件、野菜80件となっている。地域別では、福島市内が247件と最も多く、次いで、飯館村36件、二本松市34件、郡山市32件、南相馬市31件等となっている。

 

山菜・キノコ類の汚染が目立つのは、除染をしない山林等での栽培が多いためとみられる。福島だけでなく、富士山麓、軽井沢等でもキノコ類から高濃度の放射性物質の検出が今もみられる。秋の味覚でもある山菜・キノコ類だが、産地には気をつける必要がありそうだ。

http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/80081.pdf