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東京都のセシウム降下量 8月は前月の7.5倍の10.4メガベクレル 福島に次いで全国2位に悪化(FGW)

2014-09-30 16:33:02

fukushimakouka8gatuキャプチャ
原子力規制委員会が30日まとめた8月の全国での月間放射能降下量調査によると、東京都は前月から一気に7.5倍増加し、10.4メガベクレル(1k㎡)に悪化した。

もっとも降下量が多かったのは、福島県の277メガベクレルだったが、それ以外では第三位の茨城県(3.12メガベクレル)の3倍強と、群を抜いて多かった。fukushimakouka8gatuキャプチャ

 

規制委員会は東京のセシウム降下量が8月に急増した理由について説明していないが、都内および周辺自治体での一般廃棄物焼却炉からの残留放射性物質が集中的に大気中に拡散され、8月に多かった雨によって都内に降り注いだとの見方もある。

 

福島、東京、茨城以外の各自治体の8月の降下量は、千葉県が3.02メガベクレルで第四位、山形県が1,13メガベクレル、神奈川県0.94メガベクレルなどとなっている。