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2月の全国での放射性物質降下量、全体的に増加へ。福島は前月比2.67倍、東京も7割増の全国5位(FGW)

2015-03-31 20:07:32

fukushimasesium201502キャプチャ
fukushimasesium201502キャプチャ原子力規制委員会は31日、全国都道府県の放射性物質降下量(月間)調査を公表した。それによると、東京都は1k㎡当たり2.63メガベクレルで、全国第5番目だった。

 

もっとも多かったのは福島県で8700メガベクレル。前月1月に比べて2.67倍に増加している。次いで茨城県の7.7メガベクレル、栃木県6.5メガベクレル、群馬県2.69メガベクレルと続いて東京となる。東京も1月に比べると7割近く増えている。

 

首都圏では比較的降下量の少ない神奈川県も2月は2.36メガベクレルで、1月より3倍近く増えている。全体的に2月のセシウム降下量は1月より増加している。

 

東電福島第一原発では1月後半から事故多発を理由に、安全性点検のため、現場での廃炉作業が停止されたが、現場作業の変更が2月の放射性物質の大気中拡散に影響した可能性がある。

 

 

http://radioactivity.nsr.go.jp/en/contents/10000/9618/24/195_20150331.pdf