HOME |トヨタ、同社として2度目のサステナビリティボンド(ウーブン債)600億円発行へ。資金使途は社会事業として先進安全技術等の開発費、環境事業ではゼロエミ車、再エネ事業等(RIEF) |

トヨタ、同社として2度目のサステナビリティボンド(ウーブン債)600億円発行へ。資金使途は社会事業として先進安全技術等の開発費、環境事業ではゼロエミ車、再エネ事業等(RIEF)

2022-05-27 20:15:22

toyota002キャプチャ

 

 トヨタ自動車は27日、同社として2度目となるサステナビリティボンドを来週中に発行すると発表した。発行するのは5年債と10年債の2本で総額600億円。調達資金は、ソーシャル事業としては先進安全技術・高度運転支援技術の開発費や福祉車両に充当し、グリーン事業としてはゼロエミッション車(EV、FCV)、再生可能エネルギー事業に投じる。

 

 トヨタはサステナビリティ債を「Woven Planet 債」と名付けている。昨年3月の最初の発行時は、円建て2本で1300億円、ドル建て3本で27億5000万㌦で、合計4294億円を調達した。今回は円建てだけとし、5年債400億円、10年債200億円で合計600億円。利率は5年債が0.110%、10年債が0.324%。https://rief-jp.org/ct4/112608

 

toyota001キャプチャ

 資金使途が国内事業となることから、前回は発行額の大層を占めた外貨建てでの発行は、円安の影響で見送ったとみられる。

 

 発行日は6月2日。主幹事は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券、みずほ証券、東海東京証券の5社。サステナビリティボンドへのセカンドオピニオンは、ムーディーズESGソリューションズがICMAのサステナビリティボンドガイドライン等への適用を付与した。

 

https://global.toyota/pages/global_toyota/ir/library/sustainability-bond/sustainability-bond_jp.pdf