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信託機能を活用したメガソーラー事業の証券化事業に 横浜のインターアクション社 中国企業と共同で(各紙)

2013-06-03 13:48:52

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interactionhead_logo各紙の報道によると、半導体検査メーカー、インターアクション(横浜)は中国の企業と共同で開発したメ、ガソーラー(大規模太陽光発電所)事業の証券化に乗り出す。みずほ信託銀行の信託機能を活用、発電用の土地と設備に受益権を設定し、同受益権の売却で資金の早期回収が可能になる。受益権は投資家等に販売する。

 


 同社はマザーズに上場している。メガソーラー受益権の売買市場が成立すれば、事業への参入企業が増え、投資対象市場としての成長も見込める。

対象となるメガソーラーは、同社と、中国のエネルギー企業、大全集団とが共同で1.5メガ(メガは100万)ワットのメガソーラーを、鹿児島県鹿屋市の山林に設置する計画だ。年内にも発電を開始する。発電電力は、固定価格買取制度(FIT)を利用して、九州電力などに売電する計画だ。

将来、事業を売却して資金回収する際、受益権を売買するだけで土地や設備の登記の変更などは必要ない。事業そのものを転売する場合に比べて手続きが簡単な利点がある。事業の立場では早期資金回収して次の投資につなげることができるようになる。