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ニッセイアセットマネジメント、機関投資家向けに追加型株式投信「SDGs欧州クレジットファンド」を設定。欧州のSDGs先進企業に投資(RIEF)

2019-09-28 22:50:40

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 ニッセイアセットマネジメントは27日、機関投資家向けに追加型の株式投資信託「ニッセイSDGs欧 州クレジットファンド」を設定・運用を開始した。SDGsの観点で評価の高い欧州企業を中心に投資をすることで、同社も、運用先機関も、SDGsへの貢献ができることになるとしている。

 

 ファンドは、日本生命グループの欧州資産運用会社(Nippon Life Global Investors Europe Plc)とニッセイアセットが連携して設定する。販売先は日本の系統金融機関・生命保険等の長期運用の投資家や、社会的責任投資を目指す金融機関を対象にする。

 

 ファンドの主な特徴は、①持続的な成長が見込まれるSDGs関連銘柄②利回りがプラス圏の年限から最長15年までのラダー運用③ 原則として為替ヘッジ取引で為替変動リスクを低減する④年2回決算で分配金を払うーーなど。ラダー運用は、短期債から長期債まで、残存期間の異なる債券に同額ずつ投資することをいう。金利の変動リスクを平均化できる。

 

 ダボス会議で発足した「ビジネス&持続可能開発委員会」の推計によると、SDGs関連投資は、2030年までに年間12兆㌦規模の新たな市場が生まれるとされている。

  https://www.nam.co.jp/news/fpdf/190927_press.pdf