HOME |東京都、3回目の個人向けグリーンボンド発行を発表。米ドル建て、100億円相当。期間5年。12月に発行。都施設の再エネ、LED化、東京湾・島嶼海岸施設整備等に充当(RIEF) |

東京都、3回目の個人向けグリーンボンド発行を発表。米ドル建て、100億円相当。期間5年。12月に発行。都施設の再エネ、LED化、東京湾・島嶼海岸施設整備等に充当(RIEF)

2019-10-30 21:23:59

tokyotoキャプチャ

 

 東京都は、都として3回目となる個人向け都債「東京グリーンボンド(外貨)」の発行条件を発表した。米ドル建ての発行で、発行額は100億円相当。期間5年。利率の仮条件は11月22日に公表する。資金使途は、都有施設への再生可能エネルギー設備の導入や照明のLED化、温暖化適応策としての東京湾・島嶼海岸保全施設整備事業等に充当する。

 

 都は毎年、機関投資家向けと個人投資家向けのグリーンボンド都債を発行している。すでに機関投資家向けは今年も5年債と30年債で合計100億円を年末に発行することを公表している。個人向けグリーンボンドも12月6~17日に発行する予定。http://rief-jp.org/ct4/95297?ctid=

 

 個人向けグリーンボンドは、1000㌦単位、一人当たり50万㌦までの購入限度を付与する。購入対象者も、東京、埼玉、千葉、神奈川の各都県の在住、または在勤・在学中の個人と、同エリアに主たる事務所・事業所を持つ法人、団体に限定する。主幹事は、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券、大和証券、SMBC日興証券の5金融機関が担当する。

 

 都はこれまでに、個人向けグリーンボンドとして、2017年に豪ドル建てで、1億1700万豪㌦、18年が米ドル建てで8900万米㌦を発行しているほか、16年にはグリーンボンドの準備発行として、「東京環境サポーター債」を豪ドル建てで1億2500万豪㌦分、発行している。

 

http://www.zaimu.metro.tokyo.jp/bond/kojin/kojin.html