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大和証券グループの大和エネジー・インフラ、初のグリーンボンド109億円強発行。資金使途は北海道での太陽光発電事業に充当。今月末発行予定(RIEF)

2020-03-04 23:29:14

大和エナジー・インフラが北海道岩見沢で運営する太陽光発電事業

 

 大和証券グループの大和エナジー・インフラは、北海道で開発中の太陽光発電事業の資金調達のため、今月末に総額109億2000万円のグリーンボンドを発行する予定だ。大和証券グループとしては、2018年に大和証券が100億円のグリーンボンドを発行したことに次ぐ2回目の発行となる。

 

 (写真は、大和エナジー・インフラが運営する北海道・岩見沢の太陽光発電施設)

 

 建設する太陽光発電所は北海道・白老町竹浦ソーラー発電所。スポンサーである大和エナジー・インフラが匿名組合出資を行い、AM 業者の大和リアル・エステート・アセット・マネジメント、O&M業者のアフターフィットエンジニアリングとともに、開発を主導している。EPC事業は京セラソーラーコーポレーションが担当する。

 

 事業会社として設立するSPC(特別目的会社)の信託受益権と、ABL(動産担保融資)を裏付けに、グリーンボンドを発行する。期間は10年。格付投資情報センター(R&I)がグリーンボンドアセスメントでセカンド・オピニオンとグリーンボンド格付(予備格付)を付与している。

 

 大和エネジー・インフラは、2018年に大和証券グループ100%出資で、同グループの大和PIパートナーズからエネルギー投資部門を切り出す形で設立された。2019年12月時点で、太陽光発電所事業を全国8件、バイオマス発電所事業を2件実施している。

https://www.r-i.co.jp/news_release_sf/2020/01/news_release_sf_20200131_14186_16034_1_P_jpn.pdf