一般社団法人環境金融研究機構(RIEF)主催の第10回サステナブルファイナンス大賞。応募受付始まる。自薦、他薦いずれもOK。締め切りは11月30日夜まで。(RIEF)
2024-10-10 21:26:57

一般社団法人環境金融研究機構(RIEF)主催の第10回サステナブルファイナンス大賞(Sustainable Finance Awards 2024)の募集が始まりました。この1年間を通じて、日本市場でのサステナブルファイナンスの推進・取り組み、関連する金融商品・サービスの新たな開発・提供、市場取引の進展・啓蒙などに、貢献した金融機関、企業、組織・団体等を顕彰するための取り組みです。
2015年に第一回大賞を募集して以来、今回で節目の10回目を迎えます。この10年で、日本のサステナブルファイナンス市場はどれだけ発展・深化したでしょうか。
これまで、同賞の大賞に選ばれた企業・組織は、日本政策投資銀行(第1回)、損害保険ジャパン日本興亜(第2回)、戸田建設(第3回)、日本生命保険(第4回)、城南信用金庫(第5回)、東京大学(第6回)、日本生命保険(第7回)、富士フイルムホールディングス(第8回)、Green Carbon(第9回)となっています。

授与する賞は、これまで大賞以外に、優秀賞、グリーンボンド賞、国際賞、サステナブル・イノベーション賞、地域金融賞、NPO/NGO賞、特別賞等、活動分野に応じて、複数の分野での活動を顕彰してきました。2024年も多様な活動にふさわしい新しい賞も贈呈したいと思っています。
賞は自薦・他薦の両方を受け付けます。金融機関だけを対象とした賞ではなく、調達資金をサステナビリティや脱炭素等に有効に活用する企業も対象となります。上述のように、過去の9回の大賞のうち3回は企業が受賞しています。
また大企業だけでなく、中小企業、スタートアップ、非営利団体などにも授与してきました。日本企業だけでなく、日本市場でのサステナブルファイナンスの発展に貢献した海外企業・団体も対象になります。これまで、ハンガリー、ポーランド、フィリピン、インドネシアの国々のほか、ルクセンブルグ証券取引所、仏クレディ・アグリコル等も選出しています。ぜひ、奮ってご応募・ご推薦をお願いします。募集期間は11月30日(土)。応募書類は同日夜必着です。
本賞は、特定の役所や業界等とは一切関係はありません。金融、サステナビリティ分野での専門性を有するわが国の専門家が、独立性、客観性を踏まえ、熟議を経て、選考します。
審査委員会は、魚住隆太・魚住サステナビリティ研究所代表、佐藤泉弁護士、白井さゆり慶應義塾大学教授、末吉竹二郎国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問、高田英樹GX推進機構理事、玉木林太郎国際金融情報センター理事長、鳥谷礼子預金保険機構運営委員、堀江隆一CSRデザイン環境投資顧問社長、藤井良広環境金融研究機構代表理事、宮崎知己元朝日新聞記者の10人で構成します。
審査基準は、応募案件について、「新規性」「ESG度」「Impact1(他の金融機関への波及)」「Impact2(顧客・社会への影響)」、「収益性」、「企業評価」の6項目をスコアリングし、その総合点を踏まえ、さらに審査員会議での合議による定性的な評価も加味して決定します。
選考結果は、年内に公表します。表彰式は来年1月20日(月)午後3時から、東京・内幸町の日本記者クラブで開催する予定です。
応募書類は以下を参照してください。
・申請書類:2024SustainableFinanceAward(1)
(注)ワード版の申請書類が必要な場合は、以下にお問合せください。
・お問い合わせは、<green@rief-jp.org>にお願いします。