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オムロンが太陽発電の遠隔監視サービス「ソラモニ3G」 中小ソーラー向けに提供開始 (FGW)

2013-03-28 12:26:17

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omron_logoオムロンは27日、太陽光発電の簡易遠隔監視サービス「ソラモニ3G」を28日から始める、と発表した。通信網に3G回線を使うことで、回線工事が不要となり、屋外・遠隔地でのシステム立ち上げが容易になる。また携帯電話等で常時監視が可能になる。

 

omronc0327同社はこれまでも、2012年7月から太陽光発電の遠隔監視情報システムと保守サービスを組み合わせたサービス「ソラモニ」を展開してきた。今回は、さらに操作が簡単で、農山林部や郊外の遊休地などに設立される中小企業などによるソーラー発電所用に、簡易型のシステムを開発した。

 


 同システムは、太陽光で発電した電力を変換するパワーコンディショナーに監視設備を接続し、発電量をリアルタイムでグラフ化してパソコン画面に表示することができる。太陽光パネルやパワコンの故障で発電が停止した場合は、利用者の携帯電話にメール通知する。




 端末設置などの初期投資は十数万円で、回線やサーバー利用料が月3500円。発電量が50~300キロワットの中小事業者を対象に2年間で5000件の販売を目指す。




 固定価格買い取り制度導入で太陽光発電システムの建設が各地で相次いでいるが、日射量が不足したり、故障で当初の計画通り発電できないリスクも抱えている。このため、オムロンは今後、遠隔監視・保守の需要が高まると予測している。

 

http://www.omron.co.jp/press/2013/03/c0327.html