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レーザー技術、廃炉に応用 原子力機構が研究所公開(福島民報) この技術も海外輸出が可能

2012-11-20 10:34:59

原発の廃炉技術を研究するレーザー共同研究所で、モニターに映し出された実験の説明をする職員=19日午後、福井県敦賀市
高速増殖炉原型炉もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構は19日、東京電力福島第1原発事故で、原子炉内で溶け固まったとみられる核燃料を破壊して取り出しやすくする研究など、原発の廃炉技術を研究するレーザー共同研究所(福井県敦賀市)を公開した。

 

原発の廃炉技術を研究するレーザー共同研究所で、モニターに映し出された実験の説明をする職員=19日午後、福井県敦賀市


研究所は2009年9月に開設。高熱で焼き切るため、金属くずなど2次廃棄物の少ないレーザーを使い、放射線量の高い原子炉を安全に解体する技術を研究している。

 同日は、東電福島事故の将来の廃炉作業に備えた研究を紹介。セラミックス状になった燃料は硬く、機械で切断するのは難しいが、レーザーなら破壊できるという。

 また、厚さ10ミリのステンレス板を水中で切断する実験も公開。03年に運転を終えた新型転換炉「ふげん」の解体作業に応用する。

 放射線や高熱に耐える原子炉の容器は、厚さ300~150ミリの鋼板を使用。実用化にはレーザーを射出する部分の小型化や、切断能力の向上などの課題もある。研究所の大道博行所長は「数年後には実用化のめどが立つ」と話している。

 

http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/11/post-7048.html