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米アップルが、中国での生産ラインを一部、米国へ移転方針、中国で作る優位性が低下(新華経済) いよいよ米企業も中国放棄へ・・

2012-12-12 13:41:26

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米アップルの米アップル最高経営責任者(CEO)はこのほど、同社のパソコン「Mac」の中国生産ラインのうち1本を、2013年に1億ドルを投じて米国に移管すると明かした。どの工場の生産ラインを移管するかについては明確な言及を避けた。大公網が伝えた。

アップル社が生産ラインを米国に移管することは、中国製造業に対して一つの警告となる。中国製造業の競争優位性は次第になくなっている。アップルの行動は強い象徴的意義を持つ。中国製造業は比較優位をもつ途上国はもちろん、米国などの強大な先進国との競争にも対応しなければならない。

金融危機を経験した後、米国は再工業化という発展方針を確立した。米国は「シェールガス革命」を通じて速やかに中東産の原油に対する依存からだ脱却した。そしてこの改革は、米国の石油、天然ガス、電力や交通用燃料などの生産要素の価格や多種類の化学工業原料の価格を国際市場より大幅に下回らせ、製造業の発展を推進した。

アップルのスマートフォン「iPhone」は中国で組み立てられており、中国の関連企業は数百社を数える。アップル社によると、iPhone組立ラインで働く従業員は20万人に達している。

11年2月、オバマ大統領がアップルの創始者であるスティーブ・ジョブズ氏に生産ラインを米国に移管する可能性を聞いた際、「これらの作業を米国に戻すことはない」と答えた。だがその1年後、米国はやはり、アップルの生産ライン復帰を実現することになった。アナリストは、「これは個別のケースだ」としている。だが、多くの製造企業が生産ラインを中国から東南アジアなどのほかの国へと移転しており、「メイド・イン・チャイナ」は次第に「メイド・イン・ベトナム」になっている。

中国の豊かで廉価な労働力、低技術価値を持つ労働集約型製品及び、それによって形成されたサプライチェーンといった優位性は次第になくなっている。このような変化は長期化するとみられ、中国製造業のグレードアップは待ったなしの状態だ。

(翻訳 劉英/編集翻訳 伊藤亜美)

どの生産要素の価格や多種類の化学工業原料の価格を国際市場より大幅に下回らせ、製造業の発展を推進した。

http://www.xinhua.jp/industry/computer_network/326130/2/