HOME |3メガバンク等のグラスゴー金融同盟(GFANZ)日本支部。移行ファイナンスで声明。「高排出セクターの移行」に貢献。政府に対し、企業の移行計画等の推進、金融業界への支援求める(RIEF) |
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  グラスゴー金融同盟(GFANZ)日本支部は、GFANZ署名の日本の金融機関による声明を発表した。声明は、日本の温室効果ガス(GHG)排出量の 80%近くが高排出セクターによることから、これらのセクターへの資金供給を止める(ダイベストメント)のでなく、信頼性のある移行実現のための資金を積極的に供給すると宣言。そのうえで、政府に対し、高排出セクター別の削減計画と移行経路の整備、さらに信頼性、比較可能性、透明性のある移行計画を企業に導入・開示させるよう求めるとした。こうした枠組みにより金融セ クターがトランジション(移行)ファイナンスを実現するための政策インセンティブの創出等も要求した。

 

 GFANZ日本の声明は、3月12日に開いた第1回GFANZジャパン・サミットで発信された。同サミット……

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