HOME |三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)。バイオマス発電所の新規・拡張案件をサステナビリティ評価対象に。「持続可能な燃料」かどうかを評価。石炭火力混焼も含む。3メガで初(RIEF) |
JERAの武豊バイオマス発電所で起きた火災(2月=日刊工業新聞から)

  (写真は、2月に起きたJERAの武豊火力発電所(バイオマス混焼)のバイオマス燃料からの火災事故の様子=愛知県)

 

三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)は、このほど改定したセクター事業別サステナビリティポリシーの対象に、木質バイオマス発電事業の新設及び拡張案件を盛り込んだ。対象には木質バイオマス専焼だけでなく、石炭火力事業へのバイオマス燃料混焼も含める。3メガバンクでバイオマス発電事業を環境社会リスク評価の対象に加えたのはSMBCが初めてとされる。バイオマス発電は再生可能エネルギー発電の中で唯一、火力発電であり、実際の燃焼時にはCO2を排出することから、環境NGO等からも、「クリーンエネルギーではない」との批判が高まっている。

 

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