今年株主総会で三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)、三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)、みずほフィナンシャルグループの3メガバンクに、環境NGO等が提出していた気候変動対策の強化を求める株主提案は、昨年に続いて、いずれも否決された。今回の提案では、各金融グループに対して、取引先企業の移行計画に対する評価体制と、評価が低い場合の取り組みの対応も確認する内容となっている。3メガバンクそれぞれの回答がでは、移行計画が不十分な場合の融資継続方針では、微妙な違いも出た。
株主提案を出していたのは、環境NGOの豪マーケット・フォース、気候ネットワーク、レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)の3団体。提案理由では、「われわれは関連企業との対話を続けて……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。