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群馬銀行、地銀初のグリーンボンド発行へ。地域の再エネ、省エネ等へ「グリーンな資金」を供給。100億円。来月中に発行の予定(RIEF)

2019-10-25 11:48:09

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  群馬銀行は24日、地方銀行で初めてとなるグリーンボンドを発行すると発表した。発行額は100億円で期間10年。再生可能エネルギー事業や省エネ、環境配慮型私募債等の投融資資金に充当する。同行は2017年に県内で、PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)方式での小水力発電事業の開発を推進、環境金融研究機構の地域金融賞を受賞するなど、環境金融に積極的に取り組んでいる。

 

 グリーンボンドは、来月発行の予定。資金使途は①再生可能エネルギー②環境配慮型私募債③エネルギー効率④クリーンな輸送⑤グリーンビルディング、としている。Sustainalyticsから国際基準のグリーンボンド原則(GBP)への適合を確認するセカンドオピニオンを得ている。主幹事は、野村證券とSMBC日興証券。

 

 各資金使途先事業については、具体的なクライテリアを定めている。たとえば、再エネ事業については、同社グループの「ぐんぎんリース」による太陽光発電へのリース事業も含める。バイオマス発電は廃棄物由来のバイオマス資源発電事業に限定する、小水力電力は発電容量25MW未満に限定、など。いずれも地域での再エネ事業に適したものに照準を定めている。


 同行は、今年2月、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成をグループ全体で推進するため、「群馬銀行グループSDGs宣言」を定めるなど、持続可能な社会の実現と経済的価値の創造に向けた取り組みを進めている。

 

 今回のグリーンボンド発行は、「当行のSDGs等に対する積極的な取組みを顧客だけでなく投資家等、幅広いステークホルダーに示すため」と説明している。

 

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 同行は、環境金融研究機構が主催する2017年サステナブルファイナンス大賞の選定で、群馬県内の東吾妻町で名水で知られる箱島湧水を利用した小水力発電所を、PFIを活用して開発支援したことで、地域金融賞を受賞している。http://rief-jp.org/ct1/78359

 

 日本の金融界では、3メガバンク等の大手銀行が定期的にグリーンボンドを発行している。ただ、地方銀行の発行は今回が初めて。欧米では、地域金融機関がグリーンボンド発行で地域の資金を集め、地域のグリーン事業を後押しする動きが広がっている。他の地銀の取り組みに期待したい。

https://www.gunmabank.co.jp/info/news/20191024.html