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福島・南相馬に公設法律事務所 福島県弁護士会、原発事故賠償に特化(福島民報)

2012-05-20 05:40:22

県弁護士会が福島県南相馬市に東京電力福島第一原発事故の賠償問題に特化した公設法律事務所(ひまわり基金法律事務所)を設置する方針であることが18日、分かった。今夏から今秋にかけて弁護士1人が常駐する態勢で開設するという。現在、日弁連と詰めの協議を進めている。  公設法律事務所は弁護士過疎地対策で日弁連が出資して設ける。福島県内では平成17年4月に開所した相馬市に次いで2例目となる。県弁護士会と日弁連は4月に原子力発電所事故被害者救済支援センターの南相馬出張所を設けたが、今後さらに原発事故の賠償問題に関する相談が増加すると判断。弁護士が5人の南相馬市での法的な支援環境を強化する。

関係者によると、同事務所の弁護士は日弁連が公募する。日弁連、東北弁護士会連合会、県弁護士会から推薦を受けた弁護士6人が支援員として運営を後押しする。

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