HOME10.電力・エネルギー |日本ガイシ、東邦ガス、大気中CO2を直接吸収するDAC技術の実証実験へ。自動車排ガス浄化用「ハニセラム」や、LNGの冷熱利用等を応用。川重、三菱重工に次ぐ動き(各紙) |
日本ガイシが開発したDAC用の「ハニセラム」=日本経済新聞から

 

 各紙の報道によると、日本ガイシは、大気中のCO2を直接回収する「ダイレクト・エア・キャプチャー(DAC)」技術の実証実験を2025年にも始める。同社の主力技術である自動車排ガス浄化用セラミックス「ハニセラム」を応用し、年数百~数千㌧のCO2を回収できるプラントを建設する予定という。国内企業でDAC技術の実証化を目指すのは川崎重工や三菱重工等に次ぐ動き。

 

 (写真は、日本ガイシが開発したDAC用の「ハニセラム)=日本経済新聞より)

 

 日本経済新聞電子版が報じた。国際エネルギー機関(IEA)によると、現在、DACの設備は世界18カ所で稼働しており、年間約7700㌧のCO2を回収している。日本ではまだ実用機は稼働……

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