各紙の報道によると、日本ガイシは、大気中のCO2を直接回収する「ダイレクト・エア・キャプチャー(DAC)」技術の実証実験を2025年にも始める。同社の主力技術である自動車排ガス浄化用セラミックス「ハニセラム」を応用し、年数百~数千㌧のCO2を回収できるプラントを建設する予定という。国内企業でDAC技術の実証化を目指すのは川崎重工や三菱重工等に次ぐ動き。
(写真は、日本ガイシが開発したDAC用の「ハニセラム)=日本経済新聞より)
日本経済新聞電子版が報じた。国際エネルギー機関(IEA)によると、現在、DACの設備は世界18カ所で稼働しており、年間約7700㌧のCO2を回収している。日本ではまだ実用機は稼働……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。