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福島県内10地点で「プルトニウム238」検出 原発事故で拡散(福島民友)

2012-08-22 09:10:43

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文部科学省は21日、福島県下の飯舘、大熊、浪江、南相馬の4市町村計10地点の土壌から、東京電力福島第1原発事故に伴うとみられるプルトニウム238を検出したと発表した。うち南相馬市では2地点で事故に伴うとみられるプルトニウムが初めて検出された。文科省は「事故後50年間の積算被ばく線量はセシウムに比べ少なく、健康への影響も小さい」としている。
 福島第1原発事故に伴うとみられるプルトニウムについて文科省は、プルトニウム239+240の検出値に対するプルトニウム238の検出値の比率が0.053を超える地点の可能性が高いとした。今回の調査でこの比率を超えたのは10地点。ほかの検出地点は、過去の核実験により放出されたプルトニウムの可能性が高いという。
 10地点のうち、第1原発から最も遠いのは飯舘村で原発から約33キロ離れている。10地点のプルトニウム238の検出値は1平方メートル当たり0.44~11ベクレル。

http://www.minyu-net.com/news/news/0822/news1.html