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原発ゼロを選んだーパブコメ/意見聴取会/討論型世論調査の結果(Greenpeace)

2012-08-22 16:20:39

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こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。2030年の原発比率などについてのパブリックコメント、意見聴取会、討論型世論調査の結果が出そろいました。

パブコメの約9割が原発ゼロを支持

2030年の原発比率についてのパブリックコメントは異例の89,124件となりました。

今日、共同通信が速報でパブコメの結果を「原発ゼロ案を支持する意見が89.6%」と報じました。 

国民的議論の中でいただいたご意見等(パブコメの内容)

(写真は、グリーンピースが屋外がパブコメントを呼びかけている様子。いろいろなイベントで1000人以上が書いてくださいました)


 

「討論型世論調査」でも、討論後に「原発ゼロ」支持が増加

2030年の原発比率について、「ゼロ」を支持が討論前のから増え、3案の中で最大に。
また、省エネについては、国民、産業を問わず「最大限行うべき」とした方が最も多く、
政府の省エネ目標を「野心的」とした経団連などの意見書と一線を画した結果となりました。

政府の報告書はこう述べています。

「国民一人一人の熟慮が進めば進むほど、国民は自らの発想を転換し、原発からグリーンへ向かう政策転換や、そのためのライフ・スタイルの変革とコスト負担を引き受ける用意があることを示唆するものと考える」

討論型世論調査報告

 

意見聴取会でも「原発ゼロ」が圧倒的

全国11か所で行われた意見聴取会でも、「原発ゼロ」支持者が全体の約7割。
意見表明をしなかった方も、参加者アンケートを見ると、「原発ゼロ」支持が圧倒的です。

意見聴取会参加者アンケート

「原発ゼロ」実現のために

こうした声を受け、民主党は脱原発依存のマニフェストづくりに着手しました。

今日、山口県知事は、10月に期限となる上関原発予定地の海面埋め立て免許を失効させるとしました。

すべて、ひとりひとりが、声をあげた結果です。

原発ゼロは可能です。足りないのは電力ではなく、政治の意思です。

その政治意思も、もう、手の届くところにあります。  秋には、総選挙もありそうです。

まずは、地元国会議員に、あなたが「原発ゼロ」を望んでいることを伝え、見解を問うことからはじめませんか。

 




 

「地元議員への電話かけ」初めての方へ

地元議員にとって、あなたは大切な「自分の選挙区の有権者」です。

ほとんどの議員事務所が選挙区の有権者であることを名のれば、丁寧に応対してくれます。

以下のポイントを参考にしてください。

  • 伝えたいことを紙に書いておく。または書いてある紙を手元に置いておく。

  • 相手が出たら、まず、「○○市の○○です」と名のる(もし、自分が投票した議員なら、それも伝える)

  • 議員さんに伝えてほしいことがあり電話した旨を丁寧に伝える

  • 伝えたいことを、話す

  • 聞いてくれたことに対して、礼を述べる


最後に、議員に伝えた結果を聞きたいので、また電話する旨伝えて、フォローアップの電話をすることをお勧めします。

きっと、あなた一人じゃないはず。電話かけの報告は@gpjTweetまで。

地元議員は「Yahoo!みんなの政治」で調べることができます。

 




 

関連情報


 

http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/41828/