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核汚染、米の責任指摘=太平洋諸島フォーラム首脳会議(時事)

2012-08-31 19:40:37

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【シドニー時事】南太平洋のクック諸島で開催中のオセアニアの地域協力機構、太平洋諸島フォーラム(PIF)の首脳会議は30日、米国の過去の核実験による放射能汚染がなおも存在するとして、マーシャル諸島への十分な補償などの責任を全うするよう米国に求めることを盛り込んだ声明を発表し、実質討議を終了した。
 米国は1946年から58年にかけて、マーシャル諸島のビキニ環礁などで核実験を実施した。声明は「米国にはマーシャル諸島の人々に対して特別な責任がある」とした。一方、選挙先送りで加盟資格停止となっている軍事政権下のフィジーについては、2014年9月の選挙実施に向けた動きを歓迎しつつも、資格停止解除は見送った。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012083100870