HOME |志賀原発S―1断層は「活断層」 渡辺教授が危険性指摘(東京新聞) |

志賀原発S―1断層は「活断層」 渡辺教授が危険性指摘(東京新聞)

2012-08-31 23:06:48

志賀原発1号機の原子炉建屋直下を走る「S―1断層」について講演する東洋大の渡辺満久教授=31日午後、金沢市
志賀原発1号機の原子炉建屋直下を走る「S―1断層」について講演する東洋大の渡辺満久教授=31日午後、金沢市


原発と活断層の問題に詳しい東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)が31日、金沢市で講演し、北陸電力志賀原発1号機(石川県志賀町)の原子炉建屋直下を走る「S―1断層」を「確実に活断層」と指摘した上で「(活断層が)ずれた場合の被害は、建物の耐震構造とは無関係に発生するので非常にまずい」と危険性を指摘した。

 S―1断層をめぐっては、活断層の疑いが浮上し、北陸電が8月10日、国の指示に基づき再調査を開始。来年1月末に結果を報告する予定で、国が活断層と判断すれば、1号機は廃炉になる可能性もある。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012083101002289.html