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大阪市が震災がれき 本格焼却開始 13年度まで最大3.6万トン (各紙)

2013-02-01 12:06:15

大阪市の一般ごみに混ぜて焼却される岩手県の震災がれき
大阪市の一般ごみに混ぜて焼却される岩手県の震災がれき=1日午前、大阪市此花区
大阪市の一般ごみに混ぜて焼却される岩手県の震災がれき=1日午前、大阪市此花区


大阪市は1日午前9時過ぎ、大阪湾の人工島「舞洲」(同市此花区)の焼却施設で、東日本大震災で発生した岩手県から搬入した木くずなどの「震災がれき」の焼却を開始した。1日約100トンを焼却し、2014年3月末までに最大3万6千トンを焼却する予定。


 橋下大阪市長は知事時代に受け入れを表明、これに対して、府内の住民が差し止め訴訟を起こすなど、反対運動が続いている。1日も工場前で反対する住民ら数人が議したが、予定通り焼却が進められた。

 

 震災がれきは塩分を含んでいるので焼却炉が傷む可能性がある。このため、クレーンを使って一般ごみに1~2割混ぜてから焼却炉に投入された。焼却灰については、隣接の人工島「夢洲」の北港処分地に埋め立てる予定。




今後、毎週800トン程度が岩手県から海上、輸送されてくる。