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福島原発地下水、来週中にも海へ放出! 東電「安全性問題ない」(河北新報)

2013-05-08 18:15:37

汚染水が混じらないか。だれがチェックする?
汚染水が混じらないか。だれがチェックする?
すでに汚染水は大量放出されている。今後も、だれがチェックする?


東京電力は福島第1原発の放射能汚染水対策として、敷地内でくみ上げた地下水を海に放出する方針を固めた。「汚染前の水で安全性に問題はない」とし、地元市町村や漁業関係者の了承を得て5月中にも踏み切る。共同通信は来週中にも踏み切ると報道している。
 構内では大量の地下水が1~4号機の原子炉建屋に流れ込み、原子炉冷却水と混ざって1日約400トンの放射能汚染水がたまり続けている。

 

放水対象は建屋に流入する前にポンプでくみ上げた地下水で、「放射性セシウム137の濃度は1リットル当たり1ベクレル以下で通常の地下水と変わらない」(東電)としている。

 
 東電は13日の福島県漁連の組合長会議で方針を伝え、理解を求める。県漁連は「注意深く水質検査しながら行ってほしい」(野崎哲会長)と承認する考えだ。

 
 渡辺敬夫いわき市長は「東電が『汚染されていない』と言っても消費者は理解してくれるのか。現時点では承知できない」と話した。

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/05/20130508t63012.htm