HOME |福島第1原発2号機近くの観測用井戸から 高濃度の放射性物質ストロンチウムなど検出(各紙) |

福島第1原発2号機近くの観測用井戸から 高濃度の放射性物質ストロンチウムなど検出(各紙)

2013-06-19 11:15:32

fukushimagenpatsujiko
fukushimagenpatsujiko東京電力は19日、福島第1原子力発電所2号機のタービン建屋東側に設置した観測用の井戸から採取した水を分析した結果、1リットル当たりストロンチウム90が1千ベクレル、トリチウムが50万ベクレルなど、高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。

いずれも国の基準を上回る数値だった。東電によると、井戸は第1原発港湾内の放射性物質濃度が高い原因を調べるために、昨年12月ごろ設置したもの。タービン建屋と海の間にあり、5月下旬に採取した水を分析したところ、高濃度の放射性物質が検出された。東電では、検出された放射能は2号機等からの漏出ではなく、事故後に周辺に拡散した放射能が凝縮されたものとの見方を示している。

 

http://www.tepco.co.jp/index-j.html