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栃木・日光の中禅寺湖から基準超の魚検出相次ぐ(FGW)
2013-06-28 15:43:26
厚生労働省が公表する全国の食品の放射能汚染調査によると、今月中旬に日光中禅寺湖から採取したブラウントラウトから、食品基準値を倍近く上回るセシウム190ベクレルが検出されたほか、他の魚種でも基準超の検出があった。中禅寺湖一帯は、一昨年3月11日の東電福島事故後の大気の流れと雨の影響で、高濃度の放射能が拡散し、その影響が湖に集中して蓄積しているとみられる。
食品基準(100ベクレル)を倍近く上回ったブラウントラウトのほか、ニジマス120ベクレル、ヒメマス110ベクレルで、同湖で採取した3魚種のすべてが基準値を上回ったことになる。いずれも非流通品とされているが、中禅寺湖周辺では釣り人も多く、渓流で釣った魚類等は一切、検査されていない。釣り人への警告とともに、釣った魚類を自宅に持ち帰らない、食べない、という指導・警告が必要だ。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000035k5x-att/2r98520000035k9q.pdf