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福島・浪江町の津波遺族が東電との和解案に合意 原発事故で捜索遅れ 遺族一人に60万~20万円支払い(各紙)

2013-07-23 18:36:03

津波で崩壊した浪江町の住宅を捜索する人
津波で崩壊した浪江町の住宅を捜索する人
津波で崩壊した浪江町の住宅を捜索する人


東日本大震災による津波の犠牲者の捜索や収容が、東電福島原発事故のため遅れたとして、福島県浪江町の遺族会が東電に賠償を求めた裁判外紛争解決手続きで、遺族会と東電は23日、原子力損害賠償紛争解決センターが示した和解案に合意した。

 弁護士によると、東電が、犠牲者との血縁関係に応じ、遺族1人に60万~20万円を支払う。

 合意したのは、浪江町で津波のため死亡した173人の遺族374人。浪江町では、第1原発で水素爆発が起き、半径20キロ圏外への避難指示が出された2011年3月12日から約1カ月間、警察や自衛隊による不明者の捜索ができなかった。

 

http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013072301001961.html