HOME |食品廃棄物を原料としたFIT適用のバイオガス発電 大阪・岸和田で稼働。日量17㌧の食品廃棄物を電気に転換(RIEF)  |
biogasgeneratorキャプチャ

食品廃棄物を原料とし、固定価格買い取り制度(FIT)の適用を受けるバイオガス発電事業が18日、大阪府岸和田市の臨海工業地帯で、発電を始めた。

 FIT適用バイオガス発電はまだ珍しい。事業を立ち上げたのは、廃棄物のリサイクルや再生可能エネルギー事業を手がけるリマテック社(東京)。食品廃棄物(有機性廃棄物)を日量17.3㌧発電原料として受け入れ、バイオガス発電プラント「MF パワー1号」で250kW の電力を得る。

 

 バイオガスの元になる廃棄物は近隣の食品工場などから発生する大量の生ごみが主体。有機性廃棄物のうち液状のものをタンクローリーで搬入し、水と微生物を加えて発酵させる仕組み。

 

 精製したバイオガスを発電用の燃料に利用する一方、発酵後に残る消化液も近隣の……

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