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大飯原発:市民団体が傍聴求め混乱 安全評価の意見聴聞会(毎日)

2012-01-18 22:55:53

意見聴取会で傍聴が認められないことに抗議する市民団体のメンバー(中央)ら=東京・霞が関の経産省で2012年1月18日午後7時27分、森田剛史撮影
関西電力大飯原発3、4号機の安全評価(ストレステスト)について18日に開かれた意見聴取会は、原発の再稼働に反対する市民団体のメンバー約20人が傍聴を求めて経済産業省別館の会場に入り、混乱。安全評価に批判的な井野博満東京大名誉教授ら2委員が「傍聴させないなら出席しない」と欠席し、予定から3時間半以上遅れて午後8時前にようやく開会した。

 聴取会は、別室でテレビモニターによる傍聴を認める予定だったが、メンバーらは同室での傍聴を求めた上で、「再稼働ありきで議論すべきではない」などと抗議した。

 枝野幸男経産相は18日夜、同省で2度にわたって緊急に記者会見。「科学的な専門家による議論が平穏に開催できないことは容認できない」と非難した。【中西拓司、関東晋慈】

http://mainichi.jp/select/science/news/20120119k0000m040073000c.html

意見聴取会で傍聴が認められないことに抗議する市民団体のメンバー(中央)ら=東京・霞が関の経産省で2012年1月18日午後7時27分、森田剛史撮影