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廃炉求める声続出 原子力委、事故後初の「聴く会」(福島民報)
2012-03-25 18:11:43
複数の発言者が国内の原発の全基廃炉を求めた。二本松市の男性は「(原発を稼働しなくても)電力量は十分にある」と指摘した。
幼い子を県外に避難させている郡山、浪江各市町の男性は、家族が離れ離れになった現状を訴えながら「なぜ原発事故は防げなかったのか」と迫った。佐藤栄佐久前知事も参加し、国民が原子力政策の決定に参加できる仕組みづくりを訴えた。
原子力委員会が原発事故後、県内で意見を聞くのは初めて。発言は25人を予定していたが、事前の申し込みは9人で、会場には空席が目立った。近藤委員長は出席者に対し「周知の日数が足りなかった」とした上で「対話は重要と思っている」と継続する意向を示した。
意見交換に先立ち、近藤委員長は「原子力委員会を代表して(原発事故の)被害、影響を受けた方に心からおわびしたい」と謝罪した。原子力委員会を担当する内閣府原子力政策担当室、経済産業省資源エネルギー庁と東京電力の担当者が現状や長期的な見通しなどを説明した。
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9954185&newsMode=article