一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

各紙の報道によると、東芝は９日、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県沿岸部での漁業支援活動に、今月入社した東芝の社員のほか、一部グループ会社の新入社員も加わり、計７７８人を参加させる、と発表した。派遣される社員たちは、同県南三陸町と石巻市で行われるワカメの袋詰めや養殖網の重り作りなどに従事する。

　東芝が、新入社員教育で大規模な社会貢献活動を行うのは初めて。作業は福島支援の活動をしているＮＰＯ法人のジェン（東京）と協力して実施する。東芝は「地域住民との交流を通じて、社会的責任の重要性を考え行動できる人材に育ってほしい」と話している。