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厚労省、「ブラック企業」4000社調査へ9月から  ワタミも調査対象(?)(各紙)

2013-08-08 14:40:29

officeUrepia_14151_1_s
officeUrepia_14151_1_s各紙の報道によると、厚生労働省は8日、残業やパワハラなど労働環境が悪いいわゆる「ブラック企業」の実態調査に乗り出すと発表した。離職率が高かったり、長時間労働で労働基準法違反の疑いがあったりする全国の約4千社が対象となる見込み。調査は9月から実施、1カ月かけて集中的に調べる。


 若者らの間ではブラック企業への関心が高まっており、厚労省が対策に乗り出すのは初めて。




 調査では企業に対し、長時間労働や賃金不払いの残業などの法令違反の実態を調べるともに、法令順守を指導、再発防止の徹底を図る。過去に過労による労災申請があった企業は、是正確認後も監督指導を継続するという。この問題で象徴的に取り上げられる飲食業のワタミは、労災問題等で裁判にもなっているため、調査対象になるとみられる。




 重大で悪質な違反が確認され、改善がみられない企業は、調査にあたった労働基準監督署が送検するとともに、社名や違反内容を公表する。また過重労働などに悩む若者からの無料電話相談も9月から受け付ける。