(写真は米FDA(食品医薬品局)のサイトから)
市販の1リットル入りのペットボトルの飲料水には11万~37万個のマイクロプラスチックあるいはナノプラスチックが含まれている、との研究結果が公表された。米コロンビア大学の化学・地球環境等の研究チームがこれまでの測定法の課題を解決し、より正確に測定した結果、従来の想定粒子数よりも10~100倍も含有量が多いことが分かった。検出されたナノプラスチックは、ペットボトルに入れる飲料水を浄化するプラスチックフィルターに由来するものが最も多く、製造工程で含まれるとしている。検証対象としたのは米消費市場で販売される3つの主要ブランドのミネラルウォーターだが、水質の問題ではなく、製造工程での含有が中心とみられるだけに、日本を含む他の国のペットボトル飲料水も同様の高含有量……
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