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モンゴルはわが国の一部だった、回収せよ(サーチナ) 尖閣諸島より さすがは”強欲中国” 規模でか!

2013-01-31 17:25:10

青い空も白い雲も、朝青龍も、中国のもの!
青い空も白い雲も、朝青龍も、中国のもの!
青い空も白い雲も、朝青龍も、中国のもの!


中国の国有企業、中国アルミとモンゴル国営のEET社が、債務の弁済問題で争っている。中国のニュースサイト、環球網が同ニュースを報じると、コメント欄には「モンゴル国は中国領土だった」との考えにもとづき、「回収せよ」とする主張が多く寄せられた。

  深刻な資金難に陥っていたEETは2011年、中国アルミに融資を受け、産出する石炭で返済する契約を交わした。モンゴル側の主張によると、すでに3分の2程度を返済したが、最近になり、「石炭価格が不当に安く設定されていたた」と不満をつのらせた。モンゴル国のジャブスフバートル駐中国大使も、「正常な国際貿易では、考えられない価格だ」などとして、協議によって価格の再設定をすべきと主張。

  中国アルミ側は、両社が話し合いで決め、両国政府も許可した契約として「モンゴル側の官僚が最近になって内容に反対するのは、なんの根拠もない」と反発した。

  同ニュースを掲載した環球網のコメント欄では、モンゴル側を批判する書き込みが相次いだ。契約違反として強く非難し、「信義を守らない国に対しては、国際法廷に訴えるべきだ」、「モンゴルからの石炭購入を停止せよ。(中国は)西アジアに方向を変えよ。モンゴルと中国の一切の交流を断絶せよ。モンゴルの貨物の中国国内通過をすべて禁止せよ」との意見もある。

  モンゴルは内陸国であり、中国による「封鎖」に極めて神経質だ。過去に、中国がモンゴルが輸出入する貨物列車の運行になかなか応じなかったとして、警戒するモンゴル人もいる。

  「モンゴルを回収せよ」、「遅かれ早かれ、中国は外モンゴルを回収するよ」、「モンゴルの資源も、いずれ中国のものになるよ」との考えを示す書き込みも目立つ。

  モンゴルと中国の関係で、現状に対して決定的な意味を持ったのは清代だった。清朝皇帝は、漢族地域の皇帝であるだけでなく、モンゴル人にとっての「大ハーン」という性格も持っていた。いわゆる万里の長城の北と南では、適用される規則も大きく異なっており、中国とモンゴル人が統合されたのではなく、2つの国を1人の皇帝=大ハーンが支配する体制だったと言える。

。1911年に辛亥革命が勃発すると、現在のモンゴル国の王侯たちの多くが、清朝からの独立を宣言した。その後、社会主義革命が発生し、モンゴルはソ連の衛星国となった。

  モンゴル国は、20世紀初頭における中国からの分離を「独立を回復」と認識している。中国共産党は1920年代からモンゴルの独立を認めており、中華人民共和国としては建国直後の1950年にモンゴル国を承認した。ただし、中国側の認識は「もとは中国領だったが独立を認めた」であり、モンゴル側とは見解が異なる。

  中国人の多くも「モンゴルは中国から分離独立した」と考えていることから、コメント欄に「回収」の言葉が並んだと考えられる。

  なお、現在のモンゴル国などを中心とする領域はかつて「外蒙古」、「外モンゴル」と呼ばれたが、モンゴル国側の「中国を中心とする地名」との反発があり、正式には使われていない。ただし、同コメント欄には「外蒙古」との表記も見られる。

  モンゴル人は通常、自国を「モンゴル・オルス(モンゴル国」と呼ぶ。地域名としては、「アル・モンゴル(北モンゴル)」という場合がある。中国は自国内に「内モンゴル自治区(内蒙古自治区)」を設けている。「内モンゴル」はモンゴル語の「オボル・モンゴル」の中国語訳としているが、「オボル・モンゴル」の原義は「南モンゴル」となる。(編集担当:如月隼人)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0131&f=national_0131_025.shtml